真夜中の色彩

真夜中の雰囲気が好きなプログラマのブログ

初心者が富士山に登る前にした準備の記録

登山初心者が、富士山に挑む前にした準備を記録しておきます。 同じような人…例えば、

  • 登山経験なし。(あったとしても、それは小学校の林間学校で行った山くらい。)
  • 普段、運動もそんなにしてない

というような人の参考になれば幸いです。 (夏場の登山限定。最低でも、平地を60分は歩ける体力があること前提。)

登山経験者から見ると、当たり前すぎることしか書いてないかも(/ω~)

1.情報を仕入れる。

行く!と決めたら、まずは情報を仕入れること。 あずまんが大王のゆかり先生も言ってます。「遊びをなめるんじゃねぇ!!」と。

webでもいいですが、個人的にはガイドブックが一番安心します。 登山グッズの買い物中にスポーツ用品店で見つけた、「富士山ガイド2008」(山と渓谷社)は、買って熟読しました。 各登山道の写真付き解説、必要な道具、交通手段、山小屋リストなどがあります。 本とwebの情報を併用して、計画を立てました。

参考にしたサイトは次のサイトがあります。

御来光目当てなのか、単に登るのか、泊まるのかどうか…というあたりで必須となる装備も変わってきます。 その辺も考えて、計画を立てるといいかと思います。

2.買い物リストを持って、お店へ出かける

計画が立てられたら、必要そうな登山用品をリストアップして、買い物へ行きます。 ネットショップで購入なんてことも出来ますが、靴やザックは実際の物を見て、試してから買った方が良いです。 夏のスポーツ用品店では、富士登山フェアを開催していたりするので品揃えも豊富かも。

東京近郊に住んでいるのであれば、神保町・御茶ノ水近辺にスポーツ用品店が密集している場所があるので、そこに行くのが楽かもしれません。比較検討しやすいし、品数も豊富だしね!

スポーツ用品店のMAPはこちらを参考に。冬は、ウィンタースポーツ用品でお世話になれます。

地下鉄神保町駅のA5出口から出てすぐ左を向いて、靖国通り沿いに歩くだけで沢山のスポーツ用品店が見つかります。

私が利用したのは、「ICI石井スポーツ神田登山店」、「ミナミ」、「アキバスポーツ」、「ヴィクトリア」、「L-Breath」です。 「L-Breath」はヴィクトリア系列のお店なので、ヴィクトリアと同じポイントカードを利用できます。

お店の雰囲気としては、「ICI石井スポーツ神田登山店」は登山のプロっぽい親父さんが見てくれたりします。客層も上な感じがしました。 それ以外のお店は、量販店って感じがしました。もちろん、店員さんに声を掛ければ色々と教えてくれたりします。 ぐるぐる色んなお店を巡ってみたり、ポイントカードの有無で決めたりすればいいんじゃないでしょうか。 結局、私は二週連続で神保町に出向きました。

3.プレ登山をしてみる。

登山用品があらかた揃ったら、一度、近所の山を登りに行くことをオススメします。 一度行くことで、登山靴やザックに慣れたり、足らないものに気づくことが出来ます。

私は、神奈川県伊勢原市にある「大山」に行ってきました。

正直、とってもキツかったですw 坂道よりも段差が多いコースだったので、富士山以上に辛かったですね…。高山病の心配はありませんが。 しかし、行ったことで、

  • 登山靴に少し慣れた
  • 荷物の入れ方、ザックの背負い方を研究できた
  • 軍手が必須アイテムだったことに気づいた
  • 杖は必要アイテムだと思い知った
  • 山の天気は変わりやすいことを身をもって知る
  • 山は恐ろしいところであることを叩き込まれる
  • でも、少しだけ自信がついた

という良い点がありました。特に、靴に慣れておくことは重要だと感じました。

4.その他 その他、気をつけたことや気づいたことを記述しておきます。

  • Tシャツは速乾性のものを!
  • 交通手段の確保は早めに。乗り継ぐ場合は余裕を持って。
  • 天気が悪かったら、無理をしない。
  • 小銭をなるべく多く持っていく。富士山では地上の5倍弱の物価なので、お金も沢山あったほうが良い。
  • 水は、500mlペットボトル3本。
  • 電池式携帯充電器があると安心できる。
  • デジカメ電池の充電はフルにしておく。
  • 登山中は、意識的に腹式呼吸を心がける。
  • 歩幅を小さくして、確実に登る。
  • 行く前は、飲酒を控え、十分な睡眠をとる。
  • はしゃぎ過ぎない。

靴と防寒、防水対策はしっかりしておいた方がいいと感じました。

登山経験が片手で足りる程の初心者が、ずらずらと書いてしまいました。 あくまで、初心者目線の記録です。ちゃんと、参考サイトや参考ガイドブックを元に計画を立てて下さい!

それでは良い旅を!