2001年10月6日の決められた時間に、目の前にあるものを撮って公開するという企画が第8工場とういサイトで行われた。 その企画に私の友達が参加していたので、ちょうどその日一緒に行動していた私たちはその写真の中に写りこむことになった。 その企画は「瞬間写真コレクション」といって、今でもweb上に存在している。
私は写真を撮る側ではなくて撮られる側だったわけだけれども、その企画のことはは8年半経っても忘れていないのである。 忘れられない写真があって、しかもそれがまだ存在している。 web上の情報は流行り廃りもあるし、サーバ上から削除してしまえば消えてしまうし、誰かが意図的に残しておこうとしないといつの間にか閲覧できなくなってしまうわけだ。 それなのにまだ存在していることや、まだちゃんと覚えていることに、じんわりと感動してしまう。
企画がよかったのか、思い出が写っているからか、コメントがいいからなのか。 まぁ全部ひっくるめて、なんだろうなぁ。
忘れ難い写真ってどうやって撮ったらいいんだろう? どうやったら、人の脳裏に焼き付けられるんだろう。 うーん。
とりあえず、自分の「これいい!」のアンテナを磨いて、たくさんシャッターを切るしかないよな。 あと、街中でシャッター切る度胸。実はあんまりない。
ああ、あともう一つ大事なことがあった。 記録を消さないこと。気をつけていこう。