「Androidを持っているし、何かアプリが作れるようになれたらいいな」
一度でもそう思う人は少なくないはずです。さて、何を作りたいでしょうか。 ゲーム?自分だけのTwitterクライアント?それとも、スケジュール帳でしょうか。
ゲームと言っても、テキストアドベンチャーゲームを作るための技術とシューティングゲームを作るための技術は大きく異なります。
Twitterクライアントを作るためには、Twitter APIを理解する必要があります。
スケジュール帳は、書き込んだ予定をどのように保存するか、Googleカレンダーなどの外部サービスと連携するかどうかなどの仕様を決めて、何を調べる必要があるのかを考える必要があります。
せっかく興味を持っても、「プログラミング言語とかわからないし…物理演算?もっと難しそう」となってしまい、あきらめてしまうのはちょっと勿体ないなぁと思うのです。
目の前の山が高すぎて登れないならば、低い山からコツコツと登ってみるのはいかがでしょうか。そんなわけで、達成感を優先し、PCをそれなりに扱える人に向けてざっくりと「まぁとりあえず動くものを作ってみようよ」というのがこのシリーズの趣旨です。
PCをそれなりに扱える…をもうちょっと噛み砕いていうとしたら、「アプリケーションのインストール/アンインストールが出来る」、「ツールを使ってファイルの圧縮/解凍が出来る」、「PCのスペック表が何となく読める(メインメモリの概念を知っている)」、「プログラミングって専用の言語で何か書いて、PCで動くものが作れることでしょ?というのを知っている」…というところでしょうか。…どうかな。このラインでいいのか、ちょっと自信ないや。
まぁそんなこんなで次回へ続く。