真夜中の色彩

真夜中の雰囲気が好きなプログラマのブログ

佐藤雅彦展を見に横浜美術館行ってきた

 なるべく早くブログ書いていこうってことで、早速書くのだった。

 ピタゴラスイッチなどを手がけた佐藤雅彦さんの展覧会が気になってたので行ってきた。じっくり見ると時間が掛かるという評判だったので、なるべく早い時間のチケット予約をしたかったため1ヶ月ちょい前から予約取っていたのであった。

 湖池屋のスコーンのCMやNECのバザールでござ~るのCMなど、小学生の頃からよく触れていた世代だったので「これもこの人だったのか!!!」という驚きがあった。アートというよりはデザインだという話からも伺えるように、方法論的な示唆に富んだ話でとても面白かった。

 何を思い考えこれを作ったのかという軌跡が見えるのって楽しいよね。

yokohama.art.museum

 以下、時系列とか関係なく、思ったことを書き連ねる。

 

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 初めての横浜美術館である。どうやら改装していたらしい。復帰第一弾がこの展示だとか。入場前からいくつかの展示には見たり触れられたりするものがあって、とてもよい。

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 デザインの仕事をこなしながら、ルールを見いだし用いることで作成されたポスターやCMなどを見る。CMやキャンペーンのポスターの多くは見たことがあるものだったりして、「これも!」「これもだったのか!!」と驚いた。どれも耳に残ったCMだったのだ。

 湖池屋のCM(スコーン、ドンタコス、ポリンキー)は今でも歌を口ずさめるし、バザールでござ~るも同じだ。まさか「親バッグ、子バッグ、孫バック、ひ孫バッグ」の現物が見られるなんて思わなかったので、その点だけでも相当嬉しい。(なんやかんやあって、バザールでござ~るに対する思い入れはそこそこあるのだ) モルツのCMも、聞けば思い出した。ピコーは「ピコー!」のポーズも覚えている。(そしてピコーの紅茶好きだったな)

 クライアントと商品の宣伝あっての「広告」に対する考え方がとても興味深いし、そのルールのおかげで30年以上経った今でも視聴者は覚えているってわけ。すごいね。

 佐藤さんはその後CMから離れて、教授として教壇に立ち、ゼミを開き、教え子達と番組を作り、目指していた教育にも関わり……という流れも面白かった。

 クライアントのために作る仕事、この面白さってなんだろう?を研究する仕事、面白さを形に仕上げていく仕事、社会の未来に貢献するような仕事。

 人間長く生きていると、その時期その時期で考えが変わったり、やることが変わったりする。ただ、根っこにずっと薄く広がる興味の部分に関しては変わらないんだろうな……とかも展示を見ていて思った。

 「未来の科学者たちへ」に関連する展示の中にあった「動画を見て分野を知り、材料系の大学経てNIMSに入った若者がいる」という話を目にして、無関係な自分までグッときてしまった。蒔いた種が実る瞬間っていいものですよね。

www.nims.go.jp

 

 とまぁ、様々な映像を見ていたら4時間経っていた。ここで語ってない色々がありすぎるのだ。

 図録も買って帰り、早速読んだけれども面白かった。デザインの仕事をする前に居た印刷に関わる部署だった頃の知識や人脈が後々輝いてくる様子は、この人の真っ直ぐさから来るのかもしれないなと感じた。

 

 そんな展覧会に来ているのは大人だけでなく、結構子供もいた。ピタゴラスイッチやビー玉びーすけでこの世界にハマった子達のようだった。だからか、NHK関係ないコンテンツの映像にはとても退屈そうにしていたのもまた面白かった。子供は正直。

 

 写真ならば結構撮ってよかったんだけれど、自分がこれだと思って撮った一枚。格ゲー動画勢としてこれを言い直すとしたら「ももちよりももち」である。

 芸術家ではなくスタジオ・事務所として対応している強みを感じるコメントだなと思った。

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 作り方を伝えたいというモチベーション、ゲームだと桜井政博さんのYoutubeチャンネルとかも同じ感じでだなと思った。対談とかないのかな? あったら私得で面白いのにな~。

 そんなわけで、もし見る機会があったらオススメしたい展示でした。