最近、おもち(猫)の食欲が低下してた。大体、12月入ってからそんな感じか。まぁもう10歳。猫は7歳くらいからシニア、11歳から高齢期らしいので、まぁまぁ、加齢もあるかねー?年である。そうなのかなと思ってた。
でも違ったみたい。朝、猫トイレの外にはみ出てたオシッコがあまりにも透明過ぎて、おかしいことに気づいた。その日を1日目として、経緯を記録する。
結論から言うと、尿管結石で手術をしたものの回復している。
1日目
おもちを動物病院に連れて行きたいが、色んな都合を考えると数日後の受診になってしまうなぁと思っていた。けれど、調べれば調べるほど腎臓の不調時の行動・状況に合致する。不安感は募り、「動物病院で検査してもらって、わからないという不安を払拭しよう」と思い、結局仕事の後に動物病院に滑り込んだ。
エコーや血液検査をしてもらった。左の腎臓は小さく、右の腎臓は肥大しているということだった。原因はわからないが、血液検査の値から腎臓の数値が病気レベルで悪いことが発覚した。(ついでにちくわも見てもらったが、こっちはこっちで以前からの結石予備軍であることから変わらないことがわかったり、色々あった)
具体的な原因はわからないが、対処をするための入院か皮下点滴を説明されるも、急過ぎて皮下点滴として帰宅した。
本当なら行く予定の忘年会も行けずだったが、小さい命を優先させてもらった。(感謝で五体倒置)
2日目
一日家で様子見だったが、やはり相当動きが緩慢な印象がある。おそらくこれは一旦入院してデータをとってもらいながら、悪い値を下げるような療法をしてもらうのがいいだろと感じる。
3日目
朝一で動物病院へ。入院して点滴しつつ、検査で値の推移を見て貰うことに。スッと入院となり、一匹減っただけなのに大分家が静かに。
4日目
仕事後、動物病院へ。値が劇的に良くなることもなく、値は地味に悪化してきていた。原因不明でもあるので、もう少し設備のいい病院へ紹介してもらうこととなった。
急いだ方がいいだろうということだったので、いくつかある候補の中で一番予約がすぐ取れるところへの紹介をお願いした。結果、翌日の夕方に予約が取れる。
入院室のおもちをなで回す。翌日、転院直前にかかりつけ病院の退院という流れで決定する。
5日目
夕方、かかりつけ病院へ行きおもちをお迎えする。そこから車で約1時間程かけて、紹介先病院へ。夕方の道路はなかなかに混むのでしんどい……。
紹介先病院では毛を刈った上での検査となった。その方がエコーが鮮明となるらしい。その甲斐あってか、腎臓と膀胱の間に通っている尿管に結石があることが判明する。この尿管結石によって尿の排出がスムーズに行われず、尿が腎臓を圧迫していたらしい。その影響で慢性腎不全のような値になっていたとのこと。
結石はいつかは流れるかもしれないが、流れないとこのまま腎不全が悪化して死んでしまう。猫の状況から鑑みて、一旦今夜は帰宅し、翌日再検査と石があれば手術という方針に決定する。
久しぶりの帰宅である。人間はうれしい。猫も嬉しいといいが……。
いつもおもちは人間が寝るときにベッドに乗ってきてくれるのだが、この日も乗ってきてくれた。2日目のときとかはずっとうずくまって寝ていたのにな。ちょっと泣いた。
6日目
夕方、また病院へ。検査するも値は悪化傾向にあり、手術が今打てる最善策となった。飼い主としても手術して貰う意向だった為、諸々の手続きや説明を受けて預けた。この日の夜に手術を実施し、全身麻酔から覚めたら電話連絡が貰えるということだった。
全身麻酔のリスクは受け入れるしかないが、電話連絡を貰うまでは落ち着かなかった。無事に連絡を貰い、対応いただいている先生方には感謝しかない夜だった。
7日目
手術翌日なので、早く顔が見たくてお見舞いへ。想像以上に元気そうに見えた。エリザベスカラーや点滴の針などもそうだが、あらゆることを受け入れているおもち。穏やかで甘えんぼアピールを病院の方にもよくしているらしいアイドルキャットらしい。そうでしょうそうでしょう(親馬鹿)
かかりつけ病院のときもそうだったが、こちらでもそうらしかった。色んな事をイヤイヤしているよりかは気にせず受け入れているほうがストレスが少なそうに見える。おもちがそういう性格でよかった。(ちくわはそうでもないから、ちくわが入院することになったらちょっと大変そうである)
ぐりぐりに撫でて、人間達はホッとして帰る。
8・9日目
電話で状況などを聞く。まぁまぁ良くなってきているっぽい。
10日目
お見舞いへ行く。到着直後は大分まどろんでそうだったが、飼い主に気づくとテンションが上がっていた。認識して貰えてそうでホッとする。
ぐりぐりに撫でる。値は良くなってきてそうだが、ご飯の食いつきはあまり良くないそう。とにかく食べて元気になってほしい。
今後の段階的な方針(管を抜くとかetc)などを聞き、あくまで目安として「年内退院できるかも?」を聞く。ほんとそうなるといい。
あとは、腎臓の機能がどこまで回復するか?である。まったくの正常値に至らないかもしれないが、苦なく日常を送れるようになるといいな……。
家には catlog board2 というものを導入した。猫がトイレしたことをログできるデバイスである。回数やおしっこ・うんちが可視化される。今回の件、おしっこで気づいたし、回数や量などが普段より増えたら危険ですし、ちゃんとモニタリングしようと感じたからだ。
モニタリングだいじ。
11日目
ちくわのトイレログが増える。
12日目
日中イベントに参加し、夕方からお見舞いに。
手術で取り出した結石を見せてもらった。ちっちゃいがでっかい。こんなものが1mmもない尿管にあったとは……。(そして結石候補がまだ腎臓にあるとは)
状況としては一旦、家で様子見で良さそうという話を先生から貰ったので、年末年始は家で過ごすこととなる。翌日退院のための予約を入れる。
帰るときにじっとこっちを見ていたのが申し訳ない。1日耐えてほしい……。
13日目
夕方から病院に向かう。
まずは手術跡を舐め壊さないようにとパッチを貼ってもらった。舐め壊さなければ、エリザベスカラーは不要とのこと。エリザベスカラーありの生活は結構不便そうだったので、どちらかといえば服の方がいいだろうと思う。
脇腹はエコーのために毛が刈られている。ちょっと寒そう。
次回は年明けにとなった。
14日目
注文していた猫用保護服が届く。しかし、思いのほかネコがデカい……。むりくり着れたが、これは生活出来なさそうという雰囲気だったのですぐ脱がせた。さわり心地も悪くない、いいやつだったので勿体ない……が、仕方ない。
まぁまぁ寝てる。水もそれなりに飲んでいる。
15・16日目
これは、首輪型のcatlog もあった方が水飲み具合とかわかるのでは…?と思い、ぽちる。
17・18・19日目
脇腹にうっすら毛が生えてくる。もっとがんばってほしい。おだやかに過ごす。
20日目
年明けてからの通院。
体重は入院中よりもちょっと減ってしまい、術後の影響かぎりぎり貧血という状況である。確かに、鼻や下のピンクさが減っているのだ……。
とにかく今は食べられるご飯をいっぱい食べてもらって体力を得ていくことを優先しましょうという話に。とにかく手術によって回復しようとする力に沿っていくのが先決であると。療法食はまたもう少し元気が出てからということなので、この日以降はおいしいごはん探す旅が始まる。
貧血に関しては造血剤を注射というのも策としてあると提案してもらった。本格的な治療となると2週間毎の投与になるらしいが、我々は次回1ヶ月後の予定である。急変はないだろうという見立てのもと、とりあえず投与しておくことにした。これで元気が増して、ごはんをよく食べるよい循環に入ればうれしい。
腎臓の値はあまり変わっていないが、最初の急性腎不全のときの値よりはずっと良くなってはいる。今後のごはんが腎臓ケアになるのか結石ケアになるのかは、また次回検診などで検討をしていく手はずとなった。
大変な感謝を胸に、また来月。
そしてなんやかんやで今
catlogをおもちにつけてみたが、原因不明の舐め壊しが発生して一旦やめる。ストレスなのか、何か感染症、菌なのかを確認すべくまた病院行かねばという今日である。そう簡単にはまだまだ終わらないのだったが、一旦このエントリはここまでとする。続きはきっとまた書く。
おもちの医療費はそれなりに嵩みました。雑な見積だけど、10年分のペット保険料の1.5倍くらいかな…? 貰えたかもしれない保障を考えるとトントンか、多いか位かな……?
ペットの大病は寿命として受け入れるのか、治療をするのかは様々な状況などから飼い主が判断するもの。人間の場合で、当事者とか親とか色んな人が大事な場面で判断するのと同じですが……。こういうことの判断や決断は、どういう内容であったとしても大変なものであると改めて感じました。
そして、何事も「わからない状態」が一番怖いなって思った次第です。何が原因で、どういうメカニズムでこうなっているのか。対処方法がわからないことがこわい。正しい知識をどう身につけるかというのは、ペットの病状に限らず大事だなと思いました。(「結局だれもわからない」ことは往々にしてあるので、「どこまでわかればよしとするか」というライン引きも大事だね……と、相反することですがそれもまたあります。疲弊しすぎちゃうのも良くない。)
加えて、今回のことを通して動物病院のお医者さんへの尊敬の念を抱きました。かかりつけ医のお医者さんも、手術してくれたお医者さんも、どちらもその領域でのスペシャリストと感じましたし、実際に経験も勉強もされているのだろうなと思いました。
- かかりつけ医のお医者さんは身近にあって行きやすい。ワクチン接種や、ちょっとした不調を相談しに行けるけれど、高度な医療は提供できない。でも、適切な先を紹介できる。
- 大きな手術をする病院は身近にはないけれど、手術するお医者さんは何がどうなっているのか、これからどうするのか、メリット・デメリットを飼い主に説明できて、外科的な技術もある。
これらって、それぞれの分担として成り立っているなぁと思った次第です。たぶん、人間も同じなんだけどね。猫のことで余計に思い至りましたわ。
いい先生に出会えたのが、ありがたかった~。ほんとありがたかった~。世の中にはきっとそうじゃない方もいらっしゃるとは思うので、そこは幸運だったと思います。
とまぁ、最後はつらつらと思いの丈を書きました。猫も人間も、健康に気を付けて長生きしていきたいですね。まる。