ジュニアコンパクトバーナーが入荷されてやっと届いたー!! での使ってみました。夜のベランダ…天気予報によれば気温3℃の状況で。
結果から言うと、問題なく使えました!
まずは使ってみる
取扱説明書は割と雑に読んだり読まなかったり、困ってから初めて読んだりするタイプです。今回は最初は読まずに使ってみようとしました。
なぜなら、早く使ってみたかったから!(小学生みたいな理由)
ガスボンベをカチッと押し込んで回すのはカセットコンロと同様なので問題なし。つまみを回してみるものの、点火の手ごたえがないままにガスが出ます。屋内でやっちゃダメなやつ。
どうやったら点火するの? と何度かつまみを勢いよくひねってみるも、付かない。ここで取扱説明書を読みました。
つまみの近くについているボタンをプッシュすることで、点火になるんですね!! 説明書はちゃんと読みましょう。
点火したので沸かしてみる
今回は最初からケトルで熱湯を沸かすよ!!
ベランダの地べたに置いて火をつけ、水が並々入ったケトルを置いて待ちます。冬の星座・オリオン座がきれい。
どの程度の炎でやったらいいんやらわからないので、最初の方は底から全く火がはみ出さない程度に。途中から強めて、底からギリギリ火がはみ出ない程度に。
風は多少あるものの、微風程度でした。換気扇回したくらい? それでも炎はちょっと偏ったりしてた。
おおよそ30分程で、グラグラの熱湯を沸かすことができました。水は800ml近く入っていると思うので、こんなものでしょうね。
沸騰するまでの時間を考えてみる
せっかくなので、水の量とバーナーの火力で沸かす時間を試算してみましょう。
水の量:800ml
水温:7.5℃ (参考サイト:東京都水道局 水道水の水温)
沸点:100℃
ジュニアコンパクトバーナーの最大発熱量:2.7kW (2,300kcal/h)
必要な温度上昇:100℃ - 7.5℃ = 92.5℃
水1g(1ml)の温度を1℃あげるのに必要な熱量が1calなので、水800mlの温度を92.5℃上げるには、800g × 92.5℃ = 74000cal
つまり、沸騰させるには74kcalが必要となります。
バーナーの最大発熱量は2300kcal/hですが、
- 実際には火力の調整をしていた
- 屋外でコンロの熱効率は悪いはず
と考えられます。
そこで火力は、
- 最初の20分位は最大の10%程度
- あとの10分くらいは30%程度
の火力にしていたとします。
また、屋外でコンロがヤカンに与える熱量は落ちると考えて、熱効率は30%程度とします。(キッチンのガスコンロが大体50%とのことなので、外気温や小さい鍋ということで下がったと考えます。)
つまり、
- 最初の20分は 2300 * 0.1 * 0.3 = 69kcal/h の熱量を利用していた
- その後の10分は 2300 * 0.3 * 0.3 = 207kcal/h の熱量を利用していた
ことになります。
ケトルに火をかけていた30分間で得た熱量は
( 69kcal/h * 20/60 ) + ( 207kcal/h * 10/60 ) = 57.5kcal
ですね。
……74kcalより足らんじゃないか(・ω・) 沸いてないぞ……
例えば、後半の時間がもうちょっと長かったとして、74kcalに到達するのは…
( 69 * 20 / 60 ) + ( 207 * x / 60 ) = 74
x = 14.8(およそ)
大体35分間、火にかけていたのだったら大体あってる。
まぁ、理科で習ったことを身近なことに当てはめて考えるのが楽しかったのでオールオッケーです。
次回予告
寒いけれど、2月にカレーめんライドをしたい!するのだ!! というわけで、予定のない週末が晴れたら行きたいと思います。でも結構埋まってるのでした。オタクは忙しいのだ。出来なかったら、あったかくなってからやります。
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