黙々と出来るノベルベースの乙女ゲーがやりたくなったので探してみたところ、丁度Switch版が発売されたところであること、評判が良さそうということでダウンロード購入してプレイしてみました。
Code:Realize ~彩虹の花束~ for Nintendo Switch
ゲーム本編である「Code:Realize ~創世の姫君~」とファンディスクの「 Code:Realize ~祝福の未来~」のセットです。
Code:Realize ~彩虹の花束~ for Nintendo Switch
- 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
- 発売日: 2018/09/13
- メディア: Video Game
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もう一つ出ているファンディスク「Code:Realize ~白銀の奇跡~」は含まず。こちらは現状、PS4とPS Vitaのみですね。
- 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
- 発売日: 2017/12/21
- メディア: Video Game
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本編とファンディスク両方ともフルコンプする程度には気に入りました! シナリオもキャラも良かった。謎を追いかけるのは良いですね。選択肢もそんな難しくないし、ゲーム性は低いけど。
本編のネタバレにならない程度の感想を残しておきます。
簡単なあらすじ
ファンタジーとスチームパンクのエッセンスを取り入れた近代のロンドンが舞台。
2年前からの記憶がない主人公(デフォルト名:カルディア デフォルト名だと呼ばれる際のボイス有)は全身に猛毒を持つ。記憶にあるのはお父様からの「屋敷から出ずに待っていること」という約束などいくつか。それゆえに人と触れ合わず屋敷に引きこもっていた。
ある日、軍隊が屋敷に押しかけてきて連行されるが、移送中、ルパンに攫われる。
ルパン&その仲間と機鋼都市ロンドンを拠点とし、各々の目的を果たす為に行動を共にする。
システム
ノベルゲーム。時々選択肢あり。前半は共通ルートで、後半から個別ルートに入っていく。攻略対象は5人。フルボイス。
オススメの攻略順(インピー、ヴァン、フラン、サン、ルパン)を見てその通りに攻略したけど、正解でした。
キャラクター
アルセーヌ・ルパン(CV:前野智昭)
とあるテロ計画を阻止する為に、情報源となりうるカルディアを攫う世紀の大怪盗。 他のメンバーのエンディングを観ないと攻略できないルート。王道の良さがある。
インピー・バービケーン(CV:森久保祥太郎)
仲間内のいじられおちゃらけキャラ。高身長かつ料理上手で機械技師。あるモノを探している。当初からルパンの相棒であった。
私の最推し。好きな属性しかなかった。めっちゃ好き。おちゃらけキャラのギャップってズルいよね。そういえばP4の花村陽介も好きだし、キンプリの大人組なら黒川冷派なので、もはや森久保好きなのかもしれない。
好きなんだけど、カップリング勢力図としてはルパンがやっぱり大きそうですね。(わかる)
サン・ジェルマン(CV:平川大輔)
伯爵。ルパン一味を屋敷に匿う紳士。面白ければ良しみたいな変人なところがある糸目。結構好きなキャラではあるんだけど、真相に近づくと分かるしんどみもある。
ヴィクター・フランケンシュタイン(CV:柿原徹也)
やさしくて穏やかな錬金術師。丸眼鏡。愛称はフラン。錬金術師スキルを使ってカルディアの身の回りのケアをしたり、戦ったりする。
イギリス女王ヴィクトリアのキャラクター描写も多めのフランルート。ヴィクトリアとレオンハルトの関係性が大変よい。
エイブラハム・ヴァン・ヘルシング(CV:諏訪部順一)
人間兵器と謳われた元軍人。ショットガン眼鏡。愛称はヴァン。吸血鬼と因縁がある。復讐の鬼の一面があってしんどい。
良いところや感想
乙女ゲーをやるとしても、個人的な合う合わないがあるので、合ったのがほんとよかった。厨二的なやつは嫌いじゃないけど、ディアボリックラヴァーズとかはちょっと苦手な雰囲気なので、オトメイトならどれでもいいというわけじゃないんだよな、たぶん。
みんなそれなりに大人で、目的がはっきりしているので、言動がそんなにブレないから安心感(?)がある。安心感は大事。
男性キャラ同士が仲良くわちゃわちゃしているのも癒し。仲良いのが一番……。カルディアちゃんも徐々に前向きになっていくので良い。
ファンディスクの内容について今回は言及しなかったけれど、こちらも大変よろしい。2本パックになってて有り難かった。もう1つのファンディスクもSwitchで早く出すか、あるいはPS4/PSVita版を買うか考えたい……。
アニメは去年やっていたようだけど未視聴。ルパンルートのアニメ化らしい。見たい~~~。動くところ見たい~~~~
Kindle版が安かったので、設定資料集的な画集を買ってしまった。テヘペロ。身長と年齢を知れて僥倖。インタビュー記事も良かった。ただ、Kindleだとラフスケッチに記載された小さな文字が潰れてたので、やっぱり画集は紙が良いのかもしれない……。内容には満足でっす。
Code:Realize -創世の姫君- 公式ビジュアルファンブック (B's-LOG COLLECTION)
- 作者: B’s‐LOG編集部
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/02/28
- メディア: 大型本
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主にSwitchの手持ちモードでプレイしていたので、座ったり寝っ転がったりして遊べたのが快適だった。電池の持ちはそれほど持たないので、充電中は充電ケーブルが届く範囲に居なくちゃいる必要があったのはちょっとな~という気持ちに。でも総じて遊びやすかったです。トロフィーがないのでモチベーションどうだろう?と思ったけれど、無いなら無いで作業する感じにはならないかな。
個人的に、乙女ゲーやりたくなる時って、疲れてて黙々とやれることが欲しい時だったりするのですよね。自分のタイミングで中断出来て、ある程度は自分に選択する余地があって……という感じでノベルタイプの乙女ゲーが向いているのです。コンテンツ消費に傾いている感じの状態。
もうちょっと落ち着いたら、生産的なことをしたいなぁ……。