2月の話だけれども、金沢に旅行に行ってきました。人生初金沢!
雪がちょっと見たかったのとか、美味しいもの食べたいのとか、北陸新幹線でとても行きやすいけど行ったことないとか、美術館も行ってみたいとか、わりとふわふわした気持ちが集まっての決定です。
ちょうど全国旅行支援なんかも使えたので、えきねっとから切符と宿を予約したよ。一泊二日で主要観光地と旨いものをたらふく食べる計画を立てていってきました。ちなみに、初見予習ってことで、ガイドブックを買って土地勘を得たり、フォロワーさんにオススメを教えてもらったり、Youtube動画を見て雰囲気を掴んだりしたりした。
地図やバスの情報がまとまっているのはありがたいので、ガイドブックも良いものです。なんだかわくわくするし。
1日目
関東の民なので東京駅から北陸新幹線に乗ります。朝7時台の新幹線なので早起き頑張った。駅弁は色んなものを少しずつ食べたくてこちらをチョイス。
9時のタイミングで、金沢21世紀美術館のスイミング・プールの予約が開始する。急いで、午後に予約を入れることに成功した。割とすぐ予約が終わってしまったので、人気の高さを伺える。
10時前くらいに金沢駅に到着。東京・大宮・長野・富山・金沢しか止まらない新幹線だが、3時間位は掛かるのでそれなりに距離を感じる。
駅を出て兼六園側に出ると「もてなしドーム」と鼓門がある。ちょうど前日あたりまで雪が降ったようでドームの上には雪が。多少でも雪のある風景を期待してきているので、テンションアップです。
まずは巡回バスで西茶屋街まで行き、そこから散歩しつつ近江町市場に行きます。11時半から近江町市場のお寿司屋さんに予約をしていたので、その時間調整。
午前中ということもあってか、「にし茶屋街」は割と落ち着いた雰囲気。昔の建物を修繕しつつ使っている街並みはいいなぁと思うのです。
てくてく近江町市場に向かう。イイ感じの橋。
門にステンドグラスが嵌っている尾山神社にもお参り。
敢えて裏道を歩いたりしつつ、近江町市場まで到着。
ぐるぐる市場を散策してみるが、屋内で入り組んだ道だったりして方向感覚を失ってしまう。そして、祝前日だったとはいえ平日なのに大人気で人も多かった。
11時半になり、念願のお寿司屋さん!「鮨 歴々 近江町店」です。(ピンぼけしててもキニシナイ)
コースでガッツリと色々いただきました。「のれそれ」が気になって、別途注文してみた。アナゴの稚魚らしいが、ちゅるりとおいしかったー! あと「ガスエビ」はむちゃくちゃ旨かった。エビっていうと甘エビより蒸しエビの方が好きだったりするんだけど、そんな私でもガスエビ超うまい!!!ってなった。何故かはわからない。
お寿司を堪能した後、調子に乗って金沢おでんも軽く食べた。食欲ぶっ壊れである。
美術館に向かうのに丁度いい時間になったので、歩いて向かう。今回、30分くらいなら歩くことにしたのもあって歩数が増える増える。(しかしその分食べるので、収支はプラスとなってしまう)
美術館のプール、面白かった。
タレルの部屋にある「ブルー・プラネット・スカイ」もかなり好きだったので、少しベンチで休憩。天井から見える空と外気が気持ちいい。
美術館の外にはちょっとしたオモシロ展示があって、これもよかった。どこかにつながってる管。「誰かいませんかー?」ってずっと言い続けて、とうとうACKが帰ってきたときのうれしさよ。
鈴木大拙館の「水鏡の庭」も素敵だと聞いたので、そちらにも足を伸ばしてみる。来る人が少ないこともあり、静かな家と水の音が心地よかった。おすすめ。
そんなこんなで堪能していたら16時前になっていた。時間はあっという間。全部は回り切れないと思いつつ、兼六園へ。
雪残る兼六園はとてもよい。あと、坂が多くて体力の低下をまざまざと思い知らされた。
時すでに16時を過ぎていて園内のお茶屋さんはすでに閉店しており、抹茶を楽しめなかったのが心残りである。(閉園が17時なので当然と言えば当然)
そのまま兼六園を後にしつつ、長町武家屋敷跡のあたりを歩きながらチェックインすべくホテルへ向かう。
今回、ホテル・トリフィートにお世話になった。大浴場もあるホテルだったし、大変快適。さっぱりしてから、夕飯に繰り出す。
夕飯は「味楽ゆめり」へ。地元の方からも評判が良いようで、事前に予約必須の様子。やっててよかった事前予約。
大体何食べても美味しかった。特に、お目当てだったのどぐろ焼きや、超分厚いシイタケの「のと115」を使った焼き物は最高だった。じゅわ~
日本酒もいっぱい飲んで至福である。
お酒で気持ちよくなったら、〆を食べたくなってしまう。〆ラーメンに丁度良さそうな中華そば屋さんを見つけてしまったので行く。
いやー、ほんとやり過ぎたけど我が選択に一片の悔いなし。
2日目
ホテルの朝食を堪能した。よきかなよきかな。
2日目の午前は突発的に決めた「石川県立図書館」へ行きます。金沢駅から路線バスに乗って向かうので、リュックを駅のロッカーに預けて身軽に。Googleマップの経路検索でバスもしっかり出してくれるので本当に助かりました。
この図書館は最高にテンションが上がった。ちょっと遠かったけど来てよかった。
図書館にいつまでも居たくなってしまうが、我々にはランチでおでん有名店に行く決意があったので、館内散策を堪能して離脱。来た時とは別の路線バスのバス停まで歩き、片町まで向かいます。
開店30分前から列が出来ている有名店「赤玉本店」。ここでおでん昼酒をキメる。
おでんを堪能したが、金沢と言ったら金沢カレーを食べるしかないので、ランチをはしごで「ターバンカレー」へ。ちょうどタイミングよく入店出来てラッキーだった。さすがにミニサイズにしたが、金沢カレー!! カレールーがまったりとうまい。食べに来てよかった。
ところで金沢の街の中には、コンテストで受賞したらしい彫刻が沢山飾ってあっておもしろい。妙にぐっときたこちらは思わず写真撮った。
流石の我々も食べ過ぎたので、また歩きに歩いて「ひがし茶屋街」へ。「にし茶屋街」よりも規模が大きく、人の出も多い。
街並みを楽しみ、裏通りにひっそりとある喫茶店へ。疲れた足と身体を癒す。コーヒーとチーズケーキうまま。
新幹線の時間もあるので休憩を取った後、主計茶屋街を通りつつ駅へ歩いて向かう。ところで主計茶屋街、読めます?読めませんでした。主計(かずえ)茶屋街だそうな。ほげー
金沢駅に戻ってきたら、お土産を買ったり、ちょい早めの晩御飯として最後のお寿司を食べたりしました。駅ビルにある「金沢まいもん寿司」、丁度混み始める前にするっと入れてよかった。おしゅしおいしい。
そんなこんなで新幹線に乗って帰ってきましたとさ。
改めて写真を見返しつつ書いてみると食べてばかりでおそろしいですね……。でも、この旅は食事で自重しない!!を全うできて良かったです。めっちゃたのしかったー!!
金沢は香箱ガニの季節にまた来たいと思うし、なんかすごいワイナリーレストランがあるらしいから気になるし、いつか輪島とかの方も行ってみたいと思ってます。
あと、のみじょしの舞台が金沢だったね。新刊読んで思い出したわ。マンガにあるような色んな美味しいものをもっと食べたいな~と思いました。新幹線一本で来やすいしね。
あーたのしかった。