結婚記念と称してうまい飯を食ってきた話。
上京したての頃は、TVとか雑誌とかで見た東京のスポットに行くのが楽しかったなぁ。そんな頃に、恵比寿ガーデンプレイスでいつかあの建物に入ってみてぇ!と思ったのが、ジョエル・ロブションでした。
まぁでもレストランお高すぎる。敷居激高すぎる。
そのうち、渋谷ヒカリエの中にパン屋さんが出来たりして時折フォカッチャを食べては「パンうま~い」ってなるなどしてましたが、あまり渋谷に行かなくなってからは全然接点がなかった。
歳を重ねて若い頃よりも食べる量が減ってからはフレンチとかもおいしいねと思うようになったのがここ最近。
なんか自分でも行けそうなレストランを探すときにチョイチョイ紹介されているのが、ジョエル・ロブション。その時に「ジョエル・ロブションは量が多いから若いときに金銭的にちょっと背伸びしても行けばよかった。悔しい」みたいな感想を読みました。1人だけじゃなくて数人が同様の感想を抱いていたのが興味深い。
たしかに。うまい飯をうまいと感じられるときに行っておかねばね。
毎年、結婚記念と称して何かしら思い出になるごはんを食べようとしているのですが、ふとそれも相まって恵比寿のあのシャトーいいんじゃない?と思い出したわけですね。まぁそれでもムチュムチュにお高い。ここぞのお食事だとしても、一食に5万円は一介の多趣味サラリマンには無理クポ。
ところが建物の中には2つレストランがあります。2階が最高級のレストランですが、1階はもうちょっと安価だった。ハレの日なので、1/3の価格になるなら手を出せんでもない。
というわけで、ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブションに行ってきました。
事前にインターネットで予習はしてきたので、ちょっとリラックス。
メニューから前菜2、メイン1、デザートを選びました。どれも繊細な見た目と味で美味しかったな~。
味は魚のタルタルが好きだったな。でも写真を見返すとちょっとプツプツしていて苦手な人は苦手かもしれないので写真は割愛。(でもおいしかったし、手間かかってる感がよかった)
見目麗しいデザートはよいものですね
周囲のお客さんの多くはお祝いごとの人が多くて、ちょっと安心しました。男性は襟かジャケット必須とはいえ、ガッチガチにドレスコードがあるようなお店ではないのでそこも高級なレストランが不慣れの民としては安心する要素です。
まぁ、最低限のマナーと謙虚な心があればよかろうもん。レストランで何かトチったところで致命的なことにもそうならないし、いい経験経験と思える程度にはふてぶてしくなりました。
憧れた頃に比べて、歳を取りましたね。