真夜中の色彩

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東京マラソン10kmに参加してきたよ

東京マラソン2009の10kmの部門に参加してきたよ。ちなみに、相方はマラソン部門に参加。 二人揃って当選ってのは運が良かったです。 ですが、二人揃ってマラソンは初心者…いや、未経験者なのでした…。

そんなこんなで、当日ちょっと前~当日の記録をば。

木曜の夜

大会は3月22日の日曜日。金曜~日曜は3連休なので、3連休の最後の日が大会になります。

ランニングシューズ、CW-X、という具合にマラソングッズはしっかり手に入れているものの、殆どと言っていい程走っていなかった…。 中学校のマラソン大会で6km走った経験があったり、スポーツテストの1000m走が得意だったとはいえ、昔の出来事です。 一度、10kmという長さを経験しておかないとヤバイだろうってことで、川の土手を走ってみることにしました。

相方は時々走っているらしく、10km程度なら余裕でしたが、私の方はというと…もぅぜえぜえはあはあ。 二人で走ってたから、自分のペースじゃなかったのかもしれませんが、5km超えたあたりでもう歩きたくなる始末。 10km舐めてました。 とはいえ、なんとか12kmの行程を走ったり歩いたりして完走。大体2時間弱ってとこでした。 家に帰ってからぐったりした足を軽くストレッチして、翌日の予定のために寝たのでした。

金曜日

この日は、午前中にJFEスチールの工場見学、午後は東京ビックサイトで東京マラソンのエントリーをするのです。

朝起きて感じる、両足の筋肉痛…。 maccha涙目。 しかもしれは、午前よりも午後になってからのほうが増していったのです。

工場見学は実に楽しかった!(あとで書かなきゃ) 東京ビックサイトでは、東京国際アニメフェア2009もやっていたため、駅周辺の人が「アニメ好き」か「ランナー」に分類出来たのがちょっと面白かったw アニメの紙袋を下げた外国の人にぐっと来たり、超速そうなおじいちゃんがエントリー帰りだったり。 エントリー手続き会場は「東京マラソンEXPO」といいまして、協力企業の出展などがありました。 もちろん、出展されてる殆どがマラソン関連のもの。 歩いていると、ヴァームとかアミノサプリとか貰えて嬉しくなったw

時間に余裕があったら、アニメフェアを覗いてみたいなとも思いましたが、筋肉痛の前には帰ることが最優先事項となりました。

明後日の大会に出れるのかどうか不安になりつつ、アミノ酸を過剰に摂取したり、軽くマッサージしてみたりしました。

土曜日

相方が池袋でテレビを買いたいというので買い物デー。 もうやめて!macchaのライフはもうゼロよ!! と言わんばかりの筋肉痛。

脳裏に棄権という字も浮かびますが、ビッグサイトで見かけた「俺も東京マラソン出たかった…」というTシャツを着たランナーのことや、練習を積んでいるのに落選した人のことを思い出すと、そんなわけにもいきません。 とにかく、アミノ酸。 とにかく、お風呂。 とにかく、マッサージ。

お風呂は偉大である。お風呂上がりには随分緩和されていました。 これはいけるんじゃね?という期待を込めて寝るり。

大会当日

起床は、朝の5時半。走る3時間前までに食事は済ませたいのです。 9時10分スタートなので、6時には朝ご飯完了したいわけですね。

朝ご飯は、パスタ。(カーボローディング的な意味で) ちなみに、昨夜の晩ご飯もパスタでした。(新宿のあるでん亭)

アミノサプリ顆粒を摂取し、準備して会場へ。 駅のホームで、これから応援に行く!というおばさんに応援される。 ジャージで東京マラソン印の袋を持ってたからだと思うけれど、こういうのはとても嬉しい。

新宿に向かう山手線の車両には選手らしき人がいっぱいw 改札口を出れば、案内のアナウンスも響いている。これは迷いようがない。 お祭りの始まり!と、テンションが上がってくる。

荷物預けが8時半までだったので、すぐに荷物を預けるトラックへ。 トイレは激混みだし、スタートブロックの整列も始まっていたのでスタートブロックへ。 スタートブロックはA~Kまであるけれど、私と相方はJ。最後から2番目なのだ。 速ければ速いほど、前に行ける仕組みっぽい。だからといって、虚偽の報告をすると自分が辛い気がするw

さて、スタートブロックに整列っと。

人がいっぱいである。 市民ランナー、みんなwktk状態。 前の方から拍手が流れてきて、後ろに消えていくのは、ウェーブみたいだった。

上空にはヘリコプターが数機飛んでおり、今頃放送され始めたのかな~?と思った。 そして、スタートの号砲。Jブロックはすぐには動かないから、号砲にみんな拍手拍手。そして、ゆるゆると進む列。

マンションから応援する面白いおばさんとランナーのやりとりにみんなで笑い、一体感を味わえたのは最高だった。 応援してくれる人達に手を振りながら、12分かけてスタートラインへ。

さて、私もスタートラインを越えて、スタートっ

目指すは日比谷

自分より速いペースの相方とは、スタートラインで互いの健闘を祈りつつ、しばしの別れ。 ここからは自分との戦いである。

何としてでも完走したいので、比較的ゆっくりペースで走り始める。 とはいえ、フルマラソンの人もいるので、私以上にもっとゆっくりな人もいた。(体力温存的な意味で)

新宿の大ガード下では、立ちションする人達がいた。 一人二人じゃなく、結構いた。あれはいただけない。 マナーの悪いランナーのせいで東京マラソンが迷惑がられるのは、同じランナーとして非常に困る。というかイヤだ。 トイレに行きたくてどうしようもなかったのかもしれないが、そのあたりもコントロールしてくるべきでしょうに。

そんな人には目もくれず、自分のペースで走る。 歌舞伎町では、大学の応援団とチアリーダー達が応援してくれていて楽しかった。 沿道の人も「がんばってー」と応援してくれる。 大学のサークルや、ランナーサークルの応援団もいたし、ボランティアの人達も応援してくれた。 普段は走れない通りを走りながら、東京マラソンの幸せをかみしめていた。

したことのない、給水とかもしてみた。(10km走るくらいじゃ、いらないけど) 慣れて無くて、口をつけて「ぶふぁっ」となったのも良い思い出です。 沿道の応援団とYMCAの手振りをしてみたり、駅のホームのおばちゃんに手を振ったり、仮装してる人にニヤリとしたり。

ああ、楽しいなぁ…(´Д`)

なんて思ってたのも、7kmまで。 そこからは、つらいつらい3kmが待っていた。流れる時間も極端に遅くなってきた。 規則正しくしてきた呼吸も乱れる。

フルと10kmの人でコースを分ける地点まで来た時、まだ見ていなかった9km表示は見落としで、実はもうすぐそこがゴール地点だと思い込んだのでした。

こ、これで終わる…!

そう思ったから、最後の力を振り絞ってペースを若干上げたのに、コースを分けて少ししたら見えた「9km」。 どっと疲れて歩きたくなる…。 ちょっと歩いた。でも、歩くと逆に疲れるってすぐに気づいて走りなおした。

風も強くなってきて、制限時間内には完走できることが見えてきたけど、歩いたら負けだと思ってなんとか走りきった。 腕を振れば、足が動かなくても、動けちゃうもんだ。

走りきった時のタイムは、01:20:51。 スタートラインからの時間を考えるならば、-12分くらい。正式なネットタイムは、4月下旬に郵送されて来るそうだ。

くたくたになりながら、ボランティアの人に写真を撮ってもらって、色んな記念品を貰った。

フルの人と全く同じメダルってのが申し訳ないけれども、これは私にとって貴重なメダルになりました。

これを機に、フルマラソンに挑戦…とかちょっと思ってみたw その前に、ハーフマラソンだと思うけど。

戦いは続いている

ゴール地点の日比谷公園で荷物を受け取り着替えた私。 フルマラソンの人達は今もなお走っています。

というわけで、相方を応援しに行くことに。 ゴール地点で会おうとは言ってあったが、時間的に銀座辺りでなら応援に行けそうだったのでした。

ところがどっこい、そう簡単には応援できないのでした。 混んでいるから? そうではありません。沿道に人はいるけれど、そこまでではないです。 大勢の中から見つけられないんです(;´ρ`)

ネットでランナーの5km毎のタイムがチェックできます。 これを利用して、通過時刻をおおよそ検討つけられるのですが…。 ネット上の記録の更新が遅いことと、何よりも大勢の人が走りすぎていくので見つけにくいのです。

帽子にマスコットをつけていたり、仮装して走る人の理由がわかった気がしました…。 今度走ることになったら、マンドラゴラ帽子でも作って走ることにするよ…。

そういうわけで、34km付近で待っていたものの、気づけば35km地点での記録がアップデートされていました┐(´∀`)┌ 仕方ないので、東銀座から東京ビッグサイトへ移動です。

ところがどっこい。 東銀座から移動して、ゆりかもめ経由で向かったのですが。 ゆりかもめを間違えて新橋からではなく、汐留から乗ってしまったのです orz これで時間のロスになりました。 でもそれがなかったとしても、結構ギリギリだったと思います(´・ω・`)

東京ビックサイトについてから、ゴール付近の観覧席まで沢山の人で流れも悪いし、距離も遠いのです。 あと5分くらい早く着いていたら見つけられたかもしれませんが、私が見始めた頃にはゴールしてしまったようでした。 ぬぅん。

まぁ、初めての参加なんてそんなもんですね。ノウハウないし。

そんなこんなで

相方も無事にフルマラソン完走。 初めてのフルマラソン、頑張ったと思います。えらいえらい。

落ち合った時には、随分とダメージを受けていたようでした。cw-x履いてたけど、特に関節にはダメージ大きかったみたいです。 もらったエアーサロンパスと、家での入浴などで緩和したりもしたようですが、やはりきつかったみたいですね。

その日の夜は、モーモーパラダイスでしゃぶしゃぶ食べ放題にしたのですが、 私はガツガツ食べれましたけど、相方は食が進まないようでした。かわいそす。

次回に向けて・反省点や良かった点

まず、準備段階として…

■ランニングシューズ、cw-xのようなサポートタイツはあるといい 相当助けられました。特に、cw-xはいいね。 靴も、デザイン性よりも機能性を取ってよかったと思います。

■練習はすべき 事前に走っておくべきですね。 こんな私でも、一応一度は走りました。 筋肉痛やらでぐだぐだになっちゃいましたけど、自分がどのくらいのペースで走ったら疲れてしまうかはわかった気がします。

■食事療法を侮るなかれ アミノバイタルプロやアミノサプリの顆粒を沢山摂取しました。 そのおかげで、疲れが酷く残らずに済んだ気がします。 また、事前の食事で炭水化物を沢山摂取しておくカーボローディングも良かったようです。 特に、フルを走った相方は感じたようです。

さて、お次は当日について。

■水分補給は程ほどに。 トイレはスタート会場に着く前にしておくことをオススメします。 たぶん、最寄の駅も混んでいると思います。 乗換駅や自宅で済ませてくるのがいいかも。 スタートしてから、コースの脇にトイレが設置されている箇所もありますが、最初の10kmあたりまでは結構混んでます。男女共に。

■朝食はスタートの3時間前に。 そうすれば、お腹は痛くならない。胃の中に入ってると気持ち悪くなっちゃうしね。 でも、ちゃんと食べる。

■到着はスタートする1時間前くらいに。 会場に到着するのはスタートする1時間前くらいが良いような気がしました。 落ち着いて荷物を預けて、ストレッチできるはず。 今回はちょっと家を出るのが遅れたかな。

■塩飴は偉大。水だけでなく、塩分補給も必要! フルは特に必要みたいです。 塩分が減ると、乳酸も溜まりやすくなって足がつりやすくなるとか…。 ポーチに何個か忍ばせておくのがいいみたいです。 もちろん、糖分も重要です。相方は、黒糖飴を持参していました。 (富士山から、「エネルギー補給の飴は黒糖飴」と激しく気に入ってます)

■給水所、混んでいたら少し先へ。 手前のほうが超混んでる場合は、少し先に行くと空いていたりします。 ボランティアの人もそう叫んでいたけど。

■暑いくらいでいい。 これは、フルマラソンを走った大学の同級生・まこっちゃんからのアドバイス。 当日の天気が不安定で、相方は格好に迷っていました。 半袖にするか、長袖にするか。 相談したところがその発言。 どうしても後半のペースは落ちてしまいますし、寒いよりも暑い方が良かった模様。

■応援する場合、事前に打ち合わせておくこと。 応援予定場所など、ランナーに伝えておくといいかもしれません。 その場所だけは、道の端の方を走ってもらえると見つけやすくなるはず。

■目立つ服装もよい。 パッと見、派手かな?と思っても、大会ではそうでもない。 マスコットがついてたり、派手な色だったりすると、応援側は見つけやすくていいね!

とまぁ、そんなところですかね…。

これを生かして、また何かにチャレンジできればいいなーと思ってます!(´∇`)ノ 何かと応援してくれた方々、ありがとうございました!