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格ゲー動画勢としての推しの話 - 好きなコンテンツを語ろうぜ Advent Calendar 2022

 みなさん、格闘ゲームというものはなんとなく知っていると思いますが、今プロゲーマーとしてそのシーンで活躍している人のことを知っている人はそう多くはないのではないかと思います。そこで私が追っているストリートファイター5の界隈での推しの話をさせて下さい。

 あわよくば、みんなSFL(ストリートファイターリーグ。今やってる)を見て、スト6やろうぜ。

 というわけで今日は好きなコンテンツを語ろうぜ Advent Calendar 2022の7日目として格ゲー動画勢として推しの話をします。

 あんまり知らない人でもわかりやすいように書くので、格ゲー勢諸氏は色々ツッコミがあるかもしれません。ご了承下さいませ。

 ちなみに私は格ゲー勢の動画を見るのは好きだけど、スト5のゲーム性はほとんどわからない勢です。

ストリートファイター5のプロゲーマーの推し

梅原大吾(ウメハラ / ウメちゃん/Daigo the beast)

 日本人で初のプロゲーマーである梅原大吾さん。格ゲーやらない人でもその名前は聞いたことがある人はいるのではないでしょうか。

 10代からゲームセンターに入り浸って格闘ゲームにのめり込み、中学生のころには全国レベルの実力に。高校卒業後バイト生活をしつつもゲームを続けていましたが、あるとき格闘ゲームからは離れて雀荘で働くことに。働きつつ麻雀の腕前を磨くも勝負事からは一線を退く決断し、介護職へ……。

 その後、友人から誘われてスト4でまた格闘ゲームに戻り、なんやかんやあってプロゲーマーとしての道を拓く先駆者となったその人です。今でも最前線で活躍する格ゲーおじさんとなりました。すごいよ、ウメちゃん。

 そんなウメハラの活躍は動画でバズったり、マンガになったりと幅広いです。

 私が最初にウメハラを認知したのはニコニコ時代に見た下記の動画でした。どちらかといえば、電波実況がフォーカスされてるネ。

www.youtube.com

 その次はいわゆる「背水の逆転劇」と呼ばれている試合。「レッツゴージャスティーン」とも言われる有名な試合でケンを使って春麗を使うジャスティンに勝っているのがウメハラです。

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 負け確定では?という状況からの逆転をした海外の大会では大盛り上がりをしました。

 独特な考え方も面白い人なので、今でも配信などで追いかけるのも楽しいです。JRPG大好きおじさんでもあるので、歴代FFシリーズをフィーチャーしているFF14も始めました。その時にはTwitterでトレンド入りする程度には話題になっていました。(今ちょうど蒼天のまんなからへん) 出てくる歴代FFネタをめちゃくちゃ楽しんでいるのが見て取れるので、いちヒカセンとしても嬉しい限りです。

 日本においてプロゲーマーを0から作った偉大な人が今でも一線で活躍しつつけているのはすごいです。

 でも個人的な魅力はそれ以外にもあって、ウメちゃんは酒が入るとほんとうにだめな人になるのです。(動画勢ですらそれを知るに至るくらいには。)だがそれがいい。

 昔のゲーセンで活躍したような格ゲー勢はどこかしら影があるというか、若干クズっぽいところがあったという背景はあります。逆をいえば、そういった受け皿でもあったのだなという清濁飲み合わせたうえで、今後の格ゲープロシーンを思う人。カッコイイぜヒューヒュー。

ウメハラ | 格ゲープレイヤーWiki

ときど(ときんす/とっきー/TOKIDO THE MURDER FACE)

 光のプロゲーマー。あるいは、子供にも見せられるプロゲーマー。格闘ゲームのプロゲーマーの中で最もメディアに出していい人。(実際NHKにも出た)

 中高一貫の麻布高校から東大へ進学し、大学院へ。分野は化学を専攻していたときどですが、幼いころからずっとずっとゲーセンで格闘ゲームをやってきました。

 プロゲーマーとなったウメハラを見て、自分にもプロの道があると考えつつも、これまでの進学状況を考えるとこのままゲームは趣味で生きていくべきかと悩んだそうです。その結果、親に背中を押してもらい大学院は退学してプロゲーマーの道へ。

 「学業は無駄にならないから、プロゲーマーになりたかったとしても勉強は続けようね」の説得力が半端ない人です。それに加え、今後の格闘ゲーム業界のことも考える人。今後この世界が続いていくには?を考えて行動している人です。筋肉を鍛え、どう見られるか?の自己プロデュース能力に長けているタイプなのかなと思います。

 もちろん、ゲームもまだまだ最前線で活躍中。

 Youtubeチャンネルが面白いので、格闘ゲーム知らない人でも是非。コントローラを研究した末に様々な軸のボタンを使ったコントローラを特注して使っているのは面白いし、エンジニアでも知っている名前が出てきたりするョ。

youtu.be

ときど | 格ゲープレイヤーWiki

どぐら(生駒デビル)

 元々アークシステムワークスのゲームを中心に遊んでいた人だが、今ではスト5のプロゲーマー。今では、ぎゃすという妻と娘がいるパパである。

 私がどぐらを知ったのは、伝説の0回戦敗退の動画だったな。ぎゃす氏の反応は今見返しても笑っちゃう。

www.youtube.com

 今では、クソキャラ列伝という動画シリーズで有名などぐらです。クソキャラ列伝を見てまた格ゲーに復帰した人もいるみたいですし、かつてやっていたよって人は見ても面白いかも。

 知らない私でも、ナルホドくんの回は面白かったョ。ふふってなった。

www.youtube.com

 昔は色々なことがあった人のようですが、格ゲーコミュニティ愛を感じる人です。

どぐら | 格ゲープレイヤーWiki

ぷげら(ぷげ兄/ファイナルあつし)

 スト4時代から台頭してきた選手で、いつも片目が隠れている。いわゆるメカクレ属性である。隠れているほうが力が発揮できるらしい。

sf.esports.capcom.com

 SFLサイトの自己紹介を見てもらってもわかるが、ちょいちょいインターネットミームに溢れたコメントをぶっぱなして実況・解説勢を戸惑わせる独特なノリがある。

 FF14をプレイするヒカセンでもあり、最新パッチのメインクエまでは終わっているファイナルあつしである。使っているキャラはかわいいララ白。実況を見て勝手にシンパシーを感じてしまう私です。ギターもうまいらしいので、いつかFF14の曲とか弾いてくれないかな……。

 年齢的には中堅どころ。九州出身で同郷かつ現チームメイトのガチくんと仲良し。ぷげらバイソン強いのは、全然キャラ性能を理解してない私でもわかる。応援してます!!

ぷげら | 格ゲープレイヤーWiki

 全然関係ないけど、声優の深町寿成さんにちょっと似てると思ってる。

 

格ゲー界を支える側の推し

大須晶(豪傑)

 かつてバーチャファイター界隈で豪傑と呼ばれたレジェンドプレイヤー。今はeスポーツフォトグラファーとして活躍している。

 どういう人なのかは下記の動画が詳しい。一見本名にみえる名前だが「地名+キャラ名」の古式ゆかしい格ゲー勢なのだ。 

www.youtube.com

 

 写真も選手のカッコイイところを切り取った華のある写真なので是非見て欲しい。きっと、プレイヤーだったからこそわかる瞬間があるんだと思う。

ohsuakira.smugmug.com

 そんな格ゲー界隈を支える側の人だけれども、この人だけでも面白い。まず、言葉のチョイスが絶妙。古い格ゲーマーっぽい、おじ勢っぽいけれどもそこに独特な単語のチョイスがイイのだ。そして強火のガンダム勢でもある。刑務作業と称してガンプラを磨く配信をよくしている。

 そしてそして、大須もFF14プレイヤーである。6.0のメインシナリオは終わっている暁月クリア勢だ。友に思い入れがある様子はとてもよい。よいんですわ。配信見てました。

大須晶 | 格ゲープレイヤーWiki

こくじん(こく兄)

 スト3rdがめちゃくちゃ強かった人。今は格ゲー界隈を盛り上げるべくの企画運営側に回っているストリーマーなおじさん。格ゲーマー人狼、おじリーグ、格ゲーヴァロラントなど、格ゲーを知らない人が格ゲー勢を知るきっかけになった配信企画を実施していた。

 個人配信だと、初見だとうるさく感じるだろうし、イキり散らしてておぉん?!みたいなおじゲーマーなところもあるが、そういった興行だと思って見るのが吉である。なんやかや面白いおじさん。

 個人的には、こく兄ファンのアダム・スミス兄が数か月に一度まとめる「こく語」なるこくじん語録がめっちゃ面白い。言い間違いだったり、重ねだったり、色々なジャンルの「こく語」である。

www.youtube.com

こくじん | 格ゲープレイヤーWiki

 

まとめ

 見たことがない人向けにわかりやすい格ゲー勢を中心に紹介してみましたが、正直こんなんじゃまだまだ足りない……。

 カワノ、ガチくん、ふ~ど、ももち、YHC-餅さん、Shuto、ナリくん、マゴ、ナウマン……SFL出ている人だってもっとたくさんいるし、個人的には食通でありTOPANGAのにゃん師や、異色な格ゲー勢のミートたけし氏についても紹介してみたかった。そのうちまた第2弾を書きたいと思います。

 もしこの記事を見て、格ゲー勢に興味が沸いたら幸いです。ストリートファイターリーグも現在佳境ですし、なんならそろそろプレイオフ確定です。良かったら見てみてください!観戦だけでも面白いですよ。