真夜中の色彩

真夜中の雰囲気が好きなプログラマのブログ

三浦半島ほぼ一周してきたよ!

 輪行&アップダウン練習も兼ねて三浦半島をほぼ一周してきたよ!with 同居人。基本方針は下記の通り。

  • 横須賀駅からスタートして時計回りに三浦半島をまわり、逗子駅ゴール
  • 極力、海沿いの道を走る
  • 浦賀の渡しで乗船してみる
  • 亜美ちゃん坂という「ろんぐらいだぁす」に出てきた坂を通る
  • 宮川公園にある「まぐろと大根」というモニュメントと風力発電の風車を撮影する
  • 城ヶ島にある定食屋「しぶき亭」でお昼を食べる
  • マーロウのプリンを食べる ⇒ 関口牧場でソフトクリームを食べる

 輪行経験の乏しい私と初輪行の同居人。若干予定時間より遅れたけれど、どうにか輪行で横須賀駅までやってこれました。腹が減っては戦はできぬので、NewDaysで調達したおにぎりを1つもぐもぐ。他にも、即攻元気ゼリーを確保して補給候補にします。

 輪行状態から復帰させて、いざ三浦半島一周の旅。横須賀港には色々と船がいてテンションうp

 タイガー&ドラゴンの歌詞でもおなじみの三笠公園もある!


 横須賀駅近辺は車が多いですが、少し駅から離れると道も広くて走りやすくなりました。道の脇に植えてある木の効果で、すごく……アウトランです……。


 ちょいちょいあるアップダウンでヘロヘロになったり、トンネルで後ろからくる車に冷や冷やしたりしました。でも、交通量は都内と比べたら全然少なくて、大変走りやすい……。
 観音崎灯台の案内を横目に進み、団地に懐かしさを覚えつつ、浦賀の渡しへ。大人200円、自転車50円で対岸へ渡してくれます。

せっかくなので乗るのだ。真ん中待っている船をベルで呼び出すと、岸まで来てくれます。

 自転車は2台までOK。ほんの数分の船の旅。東岸と西岸には叶神社がそれぞれあるそうなので、また別の機会に行ってみたいところ。

 出発から約14kmですが、渡し舟で休んだ体に即攻元気ゼリーで元気を追加。開国橋という、浦賀&ペリーを彷彿とさせる橋を渡って進んでいきます。

 すると右手側に東京湾フェリーの久里浜港が。東京湾フェリーには何度か乗ったことがあるけれど、その時は京急久里浜駅からバスで来たんだよなぁ……。東京湾フェリー自体はまったり出来るので好きです。もしいつか東京湾一周をするならお世話になるのは間違いないので、チェックチェックです。

東京湾フェリー株式会社

 野比海岸を通り過ぎ、津久井浜のあたりにくると「ANAウインドサーフィンワールドカップ 横須賀大会」の会場で賑わっていました。丁度開催期間だったようです。実際にウインドサーフィンをしているタイミングではなかったので、ちょっと残念。しかし、よさそうな海水浴場ですね。

 津久井浜海水浴場を過ぎると、三浦海岸海水浴場のエリアに。手ぶらBBQ対応のお店などを横目に南下していきます。丁度前方にグループライドの一団が見えます。こちらの速度が大して速くないので、しばらくすると遠くになりましたが。

 進んでいくと今日はやっていない朝市らしき会場をチラ見しました。調べてみると、金田湾の朝市ってやつだったんですね。日曜だけ開催だとか? 食堂もありそうな雰囲気だったのでちょっと気になります。

【金田漁港朝市】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet

 えっちらおっちら進むと、これまでとは明らかに違う坂が出現しました。急だしちょっと長そうです。恐らくここが亜美ちゃん坂…!

 登る前から既に私のヒットポイントは赤いですが、何とか漕ぎます。同居人はぴゅーっと先に進みますので、私は根性で……。クルクルなんて回らない…。ダンシングもしんどい。

 ちょっと先には先程見かけたグループの女の子&しんがり担当の男の子が一緒に押し歩いてます。私も足をついて押し歩きたい……。けれど、ここでへこたれていたら佐渡のZ坂や大野亀を頑張れない気がしてきたので意地でも足をつかないように頑張ります……。(そんな意地が果たして正しいのか……膝は大丈夫なのか……わかりませんが)

 なんとかてっぺんまで到達!! てっぺんには「ろんぐらいだぁす!」でも見かけたコンビニが。先行していたグループの皆さんはそこで休憩している様子。同居人もコンビニ近くの道端で停止していたので合流。コンビニに寄るか悩みつつも、ナルハヤでお昼ご飯に辿り着きたかったので先へ進みます。
 今思えば、亜美ちゃん坂手前が28km位なので、軽く補給してもよかったかもしれない。

 小さな漁港や集落を通り過ぎながらサイクリングです。
 三浦半島を走っていて、なんとなく子供のころの世界を思い出していました。自分の自転車で行ける範囲が基本的な生活範囲。その中で生きていくから、学校生活とか近所の子との繋がりしか見えてなかった。大人になった今では、子供の頃には想像もしたことなかった地域に自転車で来ている。世界が広がったし、繋がりの狭さによる息苦しさも減ったなぁ……。みたいな。な。

 集落にある商店とか趣深いなーと思って走っていたら、また坂です。経路的に逃げられそうにない坂です。橋の向こうには風車が見えるので、待望の「マグロと大根」はすぐそこ。気合を入れてスピードを出して、坂の序盤はどのスピードでなんとか……それ以降はゼーハーしつつも上ります。

 「マグロと大根」は有名なので、同じように撮影しているローディさんも。宮川公園では休憩中のローディや観光中の方がチラホラいます。

 公園の奥まで足を伸ばすと、海がみえーる。

 ボトルに麦茶を補給して、いざ城ヶ島! 事前にドライブした経験が生きて、迷わずにしぶき亭まで。

しぶき亭へようこそ

 自転車で来た人へのサービスであるゲソ天は本当に出る! 揚げたてのあたたかさが染み入ります。撮るのは忘れちゃったい。
 マグロ丼、1000円也。


 入店した当初は人がそこまで多くありませんでしたが、しばらくすると大体のテーブルが埋まっている状態に。食べ終わったら、早々に退散。

 食べたばかりのお腹で城ヶ島から出る橋まで坂を上るのはツライのでは?!と思ったけれど、意外と走れた。やはり、ごはんの力はすごいのである。というか、私にしては補給が少なくてエネルギー切れていたのではなかろうか。

 城ヶ島の橋から臨む景色。走りながら思ったけれど、三浦半島の海は透明度高いなぁ。ダイビングショップもあるし、ダイブポイントあるのかもね。

 さて、三崎港のほうをめぐりつつ半島周回を再開。商店街の入り口? くろば亭というお店に長蛇の列が出来ているのが見えた。店の向かいに待合所がある様子。小さいながらもサイクルラックがあるので、こちらも列に並ぶ覚悟があれば来やすいかもしれない。

まぐろ料理と三崎の地魚 くろば亭

 時々地図を確認しつつ、ぐるっと回って主要道路に合流。自衛隊基地などを左手に見つつ、関口牧場へつながる曲がり角を探す。
 当初、マーロウにてプリンを食べようかとも考えていたのだが、以前、横浜そごうでマーロウのプリンを買ったことがあったので今回は関口牧場のソフトクリームにチェンジ。

神奈川県の酪農体験が出来る牧場よこすか関口牧場。


 探していた道を見つけて、坂を上っていく。半島の中心部に至ろうとすれば必然的に坂があるという状態なので、ある種、心の準備はしやすい……。結構掛かるかと思いきや、あっさり着いた。
 牛舎の隣にある小ぶりな建物がソフトクリーム売店。牛さんのかおりがするが、人間の鼻はすぐ慣れる……(助かる)


 こんなデカいソフトクリームで300円。ミルクがうまい! 牛乳一杯150円でも飲めたので飲んだが、濃厚。こんな牛乳で育つ酪農の子は他の牛乳飲めなかろうて……と銀の匙や百姓貴族に思いをはせるなど。
 一応店内と店外にベンチがあるけれども数が少なく譲り合いなので、基本的には立って食べる心持ちで来るのがよさそうだ。

 甘く冷たいソフトクリームでさっぱり。さて目的を果たしたのであとは逗子に向かって走るのみ。

 アップダウンで飽きないといえば飽きない道。車通りのある車道なのである程度の速度で走る必要もあり、ガツガツとペダルを踏んで坂を上る感じ。バスの通り道でもあるので、いい感じにやり過ごしたりするのを心掛ける必要もありますなぁ……。

 途中、葉山のオシャレフォトスポットで海を改めて眺める。スタンドアップパドルしてる人やBBQしにきている人など様々。大学のロードバイクサークル?のグループは下の方まで降りていってました。塩タブレットを口に追加して、逗子駅まであとちょっと。

 逗子駅には14時過ぎくらいに到着したけれど、想像以上に人が多い!! NewDaysの脇のスペースで輪行準備させてもらったけれども、2台が限界ですね…。みんなどうしているんだろう。

 さてはて、計画していた三浦半島ほぼ一周は無事に終了。輪行からのライドにまた少し自信をつけることができました。しかし、やっぱり坂が苦手だ~~~と思い知ったライドでした。「適切な補給」と「軽いギアでクルクル地道に漕ぐ」をやっていきたい。ゆっくりでいいからゼーゼーせずに上れるようにならないと、山とか厳しそうだなぁって思うのです。

 ぬ~ん。


 そしていまだに佐渡で走る100kmと同じ距離を走れていません。ぶっつけ本番だ! きっとなんとかなると信じて、当日まで体調を整えておこうと思います。